浄められた夜、抒情組曲、ヴァイオリン協奏曲「ある天使の想い出に」

アルノルト・シェーンベルクアルバン・ベルクピエール・ブーレーズ

「浄められた夜」(浄夜)は19世紀末の1899年に作曲された弦楽6重奏曲として作曲され、この弦楽合奏版はシェーンベルク自身の手によって1943年に完成した。シェーンベルクに代表曲であるとともに20世紀の代表曲。

リヒャルト・デーメルの詩集「女と世界」(1896年)の冒頭を飾る官能的な詩のタイトルに依る。性を主題とする月下の男女の語らいを題材とした室内楽のための官能的な音詩。半音階を多用し調性の浮遊する斬新な響き(展開的変奏技法)は、1902年に初演が行われた当時波紋を呼んだ。

【収録曲】
1-5. 浄められた夜(シェーンベルク)
6-8. 抒情組曲(ベルク)
9-10. ヴァイオリン協奏曲「ある天使の想い出に」(ベルク)

【演奏】
ピエール・ブーレーズ(指揮)
ニューヨーク・フィルハーモニック
ピンカス・ズーカーマン(ヴァイオリン)

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