<遊ぶ>シュルレアリスム – 不思議な出会いが人生を変える –

シュルレアリスムとは、第一次世界大戦後のフランスに始まり、やがて国際的に広まっていった20世紀最大の芸術運動です。
夢や無意識、非合理の世界に目を向けることで、現実の新しい見方や生き方を探り、伝統の枠から自由な芸術表現をめざしました。
そのためにシュルレアリストたちは、偶然のもたらす驚異や、たがいに無関係なイメージの結びつきによる意外性などに「不思議の美」を見いだし、「遊び」にも似た手作業を通じて、斬新な作品をつくりつづけました。
またオブジェ、コラージュ、フロッタージュなどの新しい身近な方法によっても、伝統や慣習にしばられない「遊び」の精神と、人生のあるべき姿を具体化しました。
本展覧会では、そうしたシュルレアリスムの軽やかでユニークな「遊び」の諸相に焦点をあてます。国内外のコレクションから、多彩な作家の絵画、写真、彫刻、オブジェのほか、雑誌・書籍などの資料をふくむ約200点を一堂に展示し、不思議な出会いにみちたシュルレアリスムの魅力に迫ります。

会 場:損保ジャパン東郷青児美術館
会 期:2013年07月09日 ~ 2013年08月25日

詳しくはこちらから(損保ジャパン東郷青児美術館)