【開催中・開催予定】
会 期:2014年10月11日(土)-11月30日(日)
会 場:西宮市大谷記念美術館(兵庫県・西宮市)
【終了】
会 期:2014年6月1日(土)-7月6日(日)
会 場:そごう美術館(「横浜」駅から徒歩3分)
日本における球体関節人形の第一人者であり、人形作家として国内のみならず海外からも高く評価されている四谷シモン(1944-)。
東京・五反田に生まれたシモンは、不在がちだった両親が与える人形に囲まれて過ごし、幼い頃から取り憑かれたように人形に魅せられます。
10歳で人形を作り始め、人形作家を志して林俊郎や水上雄次などの元で技術を磨きますが、布を纏った小さな彫刻のような当時の人形に疑問を抱きながら、前途を見出せず模索する日々を送っていました。
1965年春、古本屋で偶然手に取った雑誌『新婦人』で、ドイツのシュルレアリストであるハンス・ベルメールの球体関節人形の写真を目にし、強い衝撃を受けます。
人形とは「ひとのかたち」であり関節で動くもの、人形とは人形そのものであると悟り、以後独学で球体関節人形の制作を始め、新しい人形表現の地平を切り拓きました。
本展はシモンの生誕70年を記念して開かれるもので、初期から最新作まで厳選した46点の作品を6つの章に分けて構成し、シモンドールの世界を探求します。
詳しくはこちらをご参照ください。
http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/14/yotsuya/