前 期:4月28日(火)~5月17日(日)
後 期:5月19日(火)~6月7日(日)
会 場:東京国立博物館 平成館
※会期中、一部展示作品、および展示場面の変更を行います。
「鳥獣戯画」については、全4巻の各前半部分が前期、後半部分が後期に展示されます。
展示されていない部分はパネルでご紹介しています。
誰もが一度は目にしたことのある、日本で最も有名な絵巻、国宝・鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)。墨線のみで動物や人物たちを躍動的に描いた、日本絵画史上屈指の作品です。全巻の修理を終え、その魅力を一新した鳥獣戯画の全貌をご紹介する展覧会をこのたび開催します。国宝の甲・乙・丙・丁4巻とともに、この4巻から分かれ、国内外に所蔵される断簡5幅も集結。現存する全ての鳥獣戯画をご覧頂けます。
また、鳥獣戯画の伝来した京都・高山寺(こうさんじ)は、鎌倉時代のはじめに明恵上人(みょうえしょうにん)によって再興され、今なお多くの文化財が伝わります。本展覧会では、高山寺ゆかりの至宝とともに、明恵上人の信仰と深く関わる美術作品を、かつてない規模で展観します。