ストラヴィンスキー:バレエ音楽 「火の鳥」 (1910年原典版)、バルトーク:バレエ音楽 「中国の不思議な役人」

イーゴリ・ストラヴィンスキー ピエール・ブーレーズ

バレエ・リュスの依頼によって作曲され1910年に初演されたバレエ音楽。その後、同じようにバレエ・リュスの依頼によって作曲れた「ペトルーシュカ」(1911)「春の祭典」(1913) とあわせて、ストラヴィンスキーの名を歴史に刻ませた代表作。バレエ.リュスにとって、記念すべき初めてのオリジナル作品。セルゲイ・ディアギレフの着想に基づき、振付を担当したミハイル・フォーキンと共に台本を仕上げ、作品を完成させた。特に当時は斬新であったであろう、荒々しいノイズのようなうごめく混沌の響きと美しい旋律が交錯する魔法のような響き。当初、主役の火の鳥を演じる予定であったアンナ・パヴァロヴァが「こんな雑音のような音楽では踊りたくない」と主役を降りてしまったエピソードも有名だそう。

【収録曲】
バレエ音楽 「火の鳥」 (1910年原典版)
バレエ音楽 「中国の不思議な役人」 作品19 (Sz.73)

【演奏】
ピエール・ブーレーズ(指揮)
スコラ・カントルム合唱団
ニューヨーク・フィルハーモニック

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