これは凄い音盤を発見!
ベニー・グッドマンの音盤なのですが、ストヴィンスキー、バーンスタイン、コープランド、モートン・グールド(指揮)、バルトーク(ピアノ)、全員グッドマンと共に自演しています。
バーンスタイン、ストラヴィンスキーの作品は、グッドマン同様、クラリネット奏者で、ビッグバンドの時代を牽引した、ウディ・ハーマンが委嘱した作品。
ストラヴィンスキーの「エボニ協奏曲」は、1945年に作曲されたクラリネットとジャズバンドのための協奏曲。1920年くらいから、ラヴェルのピアノ協奏曲に代表されるように、パリの音楽シーンではすでにジャズを取り入れた作品は多く、ストラヴィンスキーもすでにジャズへの関心は持っていたが、アメリカに移住してからさらに感心は高まり、その成果が発揮されている。なんといっても、本格的なビッグバンドのために作曲されているのだから。