作曲家であり、教育家でもあった著者が、鋭い洞察力と深い学識により精緻な分析を加えつつ説いた。学生や教師、作曲を志す人の必読の書。
【目次】
【第1部】テーマの構造
第1章 形式の概念
第2章 楽句
第3章 動機
第4章 動機型の結び方
第5章 単純なテーマのつくり方 その1
楽段のはじめ方
第6章 単純なテーマのつくり方 その2
大楽節の前楽節
第7章 単純なテーマのつくり方 その3
大楽節の後楽節
第8章 単純なテーマのつくり方 その4
楽段の完成
第9章 伴奏
第10章 性格とムード
第11章 メロディーとテーマ
第12章 自己批評のための忠告
【第2部】小形式
第13章 小三部形式
第14章 不つり合いな、不規則な、対称しない構造
第15章 メヌエット
第16章 スケルツォ
第17章 テーマと変奏
【第3部】大形式
第18章 大形式の部分(補助的部分のつくり方)
第19章 ロンド形式
第20章 ソナタ・アレグロ形式(第1楽章形式)
単行本: 254ページ
出版社: 音楽之友社;(1998年)