たっぷりのクルトンとパセリ、卵とニンニクを使ったシンプルなスープ。
『睡蓮』の連作で知られる画家クロード・モネ。43歳(1883年)のときに、ノルマンディー地方のジヴェルニーに自宅を構え、86歳で亡くなるまでずっと自然に囲まれて暮らした。
「ジヴェルニーの庭園」で知られるその庭園はもちろん、料理にも熱を上げ、ハーブや野菜はもちろん、鶏を飼い産みたての卵を使って料理をし、また、庭の池で飼っていたカワカマスが大好物だったそう。朝早くから森に出てキノコを採り、自ら猟肉を捌き調理したという。
本に登場するレシピは、もちろん食材もフランス食材。フランスでは何気ないもののようだが、日本ではちょっと馴染がなかったり(ウサギ肉など)、ちょっとした食材が日本では少し高価だったりして、お手軽な料理がお手軽ではなくなる可能性あり。でも、このニンニク・スープはそんなこともなさそうなので、今度作ってみます。うまく出来たらまたここに写真を載せます。